マシンセッティングとライディングのバランス

モータースポーツに取り組んでいる人はもちろん一般ライダーでも走りの意識が高い人はマシンセッティングに付いて考えたり取り組んだりすることと思います。

単純に最高速をもっと上げたいとか加速を早くしたいといった場合はセッティング次第といった感じもしますがコーナリングをともなうコースでタイムを詰めたいという場合は話が違ってきます。

それはセッティングの他に人間の技術力も関係してくるからだと思います。

経験の浅いライダーが上級者のマシンに乗っても上級者のようには走れないのは簡単に想像が付くと思います。

それではマシンセッティングとはどのように考えとのようにしたら良いのでしょうか?

音楽の世界では複数の楽器で合奏する場合はチューニングを合わせます。

この音楽のチューニングは基準になる音程にその他の楽器の音程を合わせるもので絶対的な答えのあるももです。

一般ライダーの中には究極のマシンセッティングが存在するかのように思っている人がいるようです。

しかしマシンセッティングの答えは1つではないようです。例えばサスペンションの場合ですとライダーによって真逆のセッティングでもコースレコードを記録するケースもあります。

二輪ジムカーナの場合では難しいことが2つあります。1つ目は大会では毎回その日に発表されるコースを覚えてタイムアタックすること。

2つ目は練習は同じコースを繰り返し走って行うのが一般的だと思うのですがこれが大会とのギャップを生むことです。

通常セッティングを出すためには同じコースを繰り返し走りながら行うと思うのですがこのようにして出したセッティングが大会で本当に効果を発揮するかは分からないのではないでしょうか?

最終的にはライダー次第・・・みたいな所もあります。

しかし同じコースを繰り返し走りながらセッティングを少しずつ変えていくとタイムが変化するのも事実です。

ここで気をつけなければならないことはコースに慣れた状態や走り込んだ状態で結果に結びつくセッティングは大会では結果に結びつきにくいということです。

同じコースであっても終日走り込んで出したベストセッティングが別の日の走り始めに乗りにくいと感じることがあると思います。

走り込んでいくうちに良くなっていくかもしれませんがこのようなセッティングではその日に発表されたコースを2回のタイムアタックで良い結果に結びくとは思えませんよね。

マシンセッティングは自分に似合う洋服を捜すような感覚によくにているような気がします。

他人に似合っている洋服を自分が着ても似合うかどうかは分からないですよね。

素敵な人の真似をするのも悪くはないと思いますが自分らしくというか自分に似合うものを捜すのが普通ですよね。

マシンセッティングも同じようなところがあるように思います。上手い人の真似も悪くはないと思いますが自分に合うセッティングを捜すのもいいと思います。

次回の記事は仕事系で「パソコンで良い音で音楽を楽しむコツ」をお送りします。お楽しみに♪

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