メジャークオリティーについて

レコード会社は大きくメジャーレーベルとインディーズレーベルの2つに分かれています。

そしてCDの仕上がりの品質が高いものをメジャークオリティーと言ったりします。

品質が低いものをインディーズクオリティーとも言ったりします。もちろんインディーズでも品質が高いものもあります。

この品質はジャケットなどの印刷物とCDに納められている音質の2つに分けて考えられます。

印刷の方は専門ではないので詳しくは分からないのですが専門家が印刷物を見ると紙質や印刷方法はもちろんおおよそ使用された印刷機まで予想します。

デザインも差がありますが判断が難しいと思います。芸術性の要素が高まると判断基準を単純化するのが難しくなりますよね。

CDに納められている音の質も同じように判断が難しいと思います。高価な機械を使えば音質が高くなる傾向はあります。

しかし高価な機材だけでは単純に高音質な印象の仕上がりにならないのが現実です。

最近はコンピュータシステムを使って難易度の高い処理がインディーズでも手の届く投資で実現可能になっています。

もし仮に条件を揃えてインディーズエンジニアとメジャーエンジニアに音づくりをしてもらい仕上がり音質を比較するとどのような結果になるでしょうか?

実はこのような取り組みは10年位前から機会があると試していました。

結果は圧倒的にメジャーエンジニアの作る音の方が高品質に聞こえます。インディーズエンジニアさんごめんなさい。

いったい同じ機材を使っているのに品質の差を感じる理由は何なのでしょうか?

これを一言で説明するのは難しいのですがバランスが良いのが一番の理由ではないかと考えています。

このバランス感覚からメジャークオリティーを感じさせるように自分は思います。

一般的に高品質と聞くと音質に意識が行くと思います。このことから再生周波数が広いとか音がリアルといったイメージを持たれるのではないでしょうか。

実はこの再生周波数や音のリアルさよりも音のバランスに大きなヒントが隠されているように自分は思います。

欧米のCDにはこのバランスが素晴らしいと感じる作品が多く感心するのを通り越して追いつけないとさえ思うことがあります。

最近中国の音楽を好んで聴いていますが品質という視点から聞くとまだ発展途上の印象を受けます。

もしかすると欧米の人が日本の音楽を聴いた場合にも同じように発展途上の印象を受けているのかも知れないと思いました。

いつになったら追いつけるのでしょうか・・・。もしかしたら追いつけないのかも知れないと思うこともあります。

この記事を書いた人

東 春平代表取締役 / 音響エンジニア
音響と音楽で皆さんの役に立つことを考えています。

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