ライン取りは点のイメージ

【対象:(C1級→B級)】

一般的に二輪ジムカーナコースのライン取りを考える場合は机上で考えることが多いでしょうか?

ライン取りは実際にコースを走行した場合の視界の影響を大きく受ると自分の経験から思います。

机上で考えると真上から見た平面的な考察になりますが実際はパイロンが立っていたりオートバイの傾きで目線が低くなっていたりします。

このように立体的な視界になるのは容易に想像できると思います。

ちょっと話がそれますが男性にくらべ女性は平面図から立体をイメージするのが苦手なようです。

以前「話を聞かない男・地図の読めない女」という本がベストセラーになりましたがこの本をまだ読んでいなかったことを思いだしました。

自分は理想のラインの検討はそのまま理想の視界の検討と読み替えてもいいくらいだと考えています。

理想のラインを走るためには目標に向かって走るために何処を見るかという視点の影響力が大きいと思います。

その視点は視界の影響力が大きいというわけです。

二輪ジムカーナ競技では平地にパイロンを立てますのでコースの見渡しが良いと思われがちです。

しかし実際に走行すると視界がパイロンにさえぎられいわゆるブラインドターンのような状態になることが多いと思います。

このようなブラインドターンの場合は平面図上の理想のラインよりも視界を早く確保できるラインの方がタイム短縮に繋がるケースがあります。

例えばパイロン2本をターンする場合で考えてみましょう。緑色のラインが机上で考える理想のラインとします。

ラインと目線と視界の考察

ラインと目線と視界の考察

このラインを走行しようと思うと目線1と目線3のポイントを意識するのが一般的でしょうか。

ところが実際に走行してみると目線1を意識することで減速しすぎてしまう傾向が強くなるように思います。

そこで視界1の場所ではブラインドになっている目線2の部分を意識して進入します。

目線2のポイントが見えるのは視界2となりターンでスピードが一番遅くなる部分を奥にすることができると思います。

走行ライン的にはロスのように思われても結果的には赤いラインの方がタイム短縮に繋がるケースは多いと思います。

このようにライン取りは視界と目標に向かうための目線ポイント(点)を意識して走行した結果の軌跡のようなものだと考えることもできますね。

ライン取りでラインを意識すると良い結果にならない場合が多いと思いますが目標に向かうためのポイントを意識すると成功する場合が多いと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。次回は「C2級 上田 健一郎選手のビデオ分析」をお送りします。お楽しみに。

この記事を書いた人

東 春平代表取締役 / 音響エンジニア
音響と音楽で皆さんの役に立つことを考えています。

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