力を抜いたり入れたりするポイントについて

二輪ジムカーナに限らずオートバイを上手く乗りこなすコツに「肩の力を抜く」とよく言われています。

ただ二輪ジムカーナ競技でタイムを詰めていくような走りをする場合は肩の力を抜きっぱなしでは良い結果に結びつかなかったりします。

8の字などの基礎練習でタイムを計りながら試すとすぐに分かると思うのですが・・・

肩の力を抜きっぱなしでタイムアタックをしても自己ベストほどは速く走れないと思います。

研究のために自己ベストの1.5%落ちくらいのペースで自分の体の力加減をリサーチすると力を抜いたり入れたりしていることに気がつきます。

このポイントと感覚をしっかり覚えておくといつもと同じように走っているのに何故かタイムが悪い時などにタイムを取り戻すのに役にたちます。

いつもと同じように走っていてもタイムが悪いときは大概力を抜いたり入れたりするポイントがしっかり出来ていなかったりするからなのです。

このポイントを簡単にまとめると

●力を抜くポイント

ターンの初期の部分
立ち上がり部分
直線部分

●力を入れるポイント

長い直線からのブレーキング部分
ターンの後半の部分
切り返し部分

といった感じになります。これだけだとちょっと説明不足で意味不明な感じがしますから補足説明をしてみますね。

●ターン初期の部分

ここではブレーキを掛けながらバイクを寝かしていく状態になると思うのですがここで力が入っているとブレーキを掛けすぎてしまって車速を落としすぎてしまいます。

●立ち上がり部分

この部分で力が入っているとリアタイヤが滑ってしまったり立ち上がりが遅くなって急にバイクを起こすような走りになります。逆に力が抜けているとフロントが浮きやすくなります。

●直線部分

この部分で力が入っていると早めにアクセルを閉じてしまったりします。

●長い直線からのブレーキング部分

この部分で力が抜けていると力強いブレーキングができなかったりします。

●ターン後半の部分

この部分で力が抜けているとオートバイを深く寝かしたり急に切れ込んだハンドルを押さえ込めなかったりします。

●切り返し部分

この部分で力が抜けていると素早く鋭い切り返しができなかったりします。

こんな感じでしょうか。以上のことから力を抜いたり入れたりする法則に気がつきませんか?

●力を抜くと良い場合は、

「オートバイ操作を探りながら行う時」

●力を入れると良い場合は、

「重力加速度に耐える時、ハンドルを積極的に使う時」

といった感じではないしょうか?

また別の表現をすると力を抜くとリアタイヤに加重が掛かり力を入れるとフロント加重になる傾向があると思います。

もちろんこれは自分の経験から学んだことですから人によって別の考え方もあると思います。

よく「もっと力を抜いて・・・」みたいなアドバイスをしているのを耳にすることがありますよね。

自分流ではどの部分で力を抜くのか・・・と言うことまで伝えてあげたらいいのではないかと思う時があります。

ただ自分の場合は実際に本気モードで走っている時には夢中で走っていますので力を抜いたり入れたりをほとんど意識していないのが実情ですけどね。

逆に意識しすぎると遅くなっちゃったりもします。難しいですね・・・

ちなみにこの力加減はC1クラス以上になるとほとんど傍目で見て分からなくなります。

サスの動きはブレーキングに影響されますし・・・自分はタイヤのつぶれ具合なんかに注目して見たりしています。

この記事が皆さんのスキルアップの役に少しでも立てば幸いです。

次回の記事は仕事系で「自分の働く業界の裏話」をお送りします。お楽しみに♪

この記事を書いた人

東 春平代表取締役 / 音響エンジニア
音響と音楽で皆さんの役に立つことを考えています。

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