それしか無いと思う気持ちが大切かも?
オートバイのライディングテクニックを身につけようと考えたときに色々な事が考えられると思います。
マシンコントロールはもちろんフォームやライン取りやセッティングなどなど・・・。
自分の過去を振り返ってみるとその時々に色々なことを考え実践していました。
今思うとちょっとずれていたかな・・・なんて思うこともあります。
結局何かのワンポイントで簡単に結果に結びつくのではなく練習を続けているうちに総合的にジワジワとレベルアップしていくものかも知れません。
しかし大会で少しでも良い結果を出したいとあの手この手を考えるものですよね。
総合的に上手くなるといってもそれは過去を振り返った時に言えることなのかも知れませんね。
その時々では何かの課題に取り組んで今の自分にはそれしか無い・・・と思っていました。
そういう事が少しずつ積み重なって徐々に上手くなっていくみたいな感じがします。
上手くなっていくプロセスは人それぞれなのでこれと言った王道のようなものは無いと思うのですが・・・。
参考までに自分のプロセスを紹介します。
バイクに慣れる
まだまだジムカーナ的な走りに慣れていないと感じていたのでとにかくバイクに慣れるために8の時をたくさん走ることをしました。1日100回、年間3万回くらいだと思います。ようやく慣れたと思えるのに2年程かかりました。
バンクを出す
練習ではそこそこバイクを寝かせることができるようになっても大会ではなかなかできずにいました。環境が変わってもバンクを出せるように意識して練習しました。
アクセルワークを上手くなる
大会でバンクを出せるようになっても思ったよりタイムは良くなりませんでした。自分より速いライダーと比べると直線の加速が鈍いようです。立ち上がりで少しでも早くアクセルを開けられるように練習しました。
ブレーキングを上手くなる
立ち上がりで早くアクセルを開けてもターンの進入でアクセルを早く戻しているようです。フロントブレーキの掛け方を工夫しました。この課題を思い付いてから大会である程度実践できるようになるまで1年半くらいかかりました。
バンク中のバランスを上手くなる
日常練習をしていてバンク中のタイヤと路面の接地感が体調によって差があることに気が付きました。バンク中にしっかりタイヤに乗ると言うか接地感の得られる方法を模索しました。
細かくはもっと色々なずれた事にも取り組みましたが結果に繋がるような大雑把な事はこんな感じです。
自分の場合はよく言われるフォームや目線といった事は一切気にしませんでした。
とにかく車輌感覚を高めることに重点を置きました。ライン取りもマシンコントロールがある程度納得いくものになってから考えていました。
マシンセッティングは具体的な不満が出たときに3ヶ月くらい十分時間を掛けて調整しました。一度決めたセッティングはほとんど変えませんでした。3年間くらい同じセッティングだった事もあります。
こうやって振り返ってみるとその時々に取り組んできた課題の積み重ねで総合的に上達していくような感じですね。
自分の場合は・・・ですけどね。
次回の仕事系の記事は「残業についての考え方」をお送りします。お楽しみに。