オートバイは恋愛に近い感覚なのか?
オートバイに夢中になっている人を客観的に見ると恋愛に近い感覚になっているのではないかと思うことがよくあります。
自分が16才から20才くらいの頃は当時付き合っていた彼女によく「わたしとバイクのどっちが大切なの?」なんて言われたものです。
恋愛に近い感覚というのは寝ても覚めてもその事ばかり考えていることのように思います。
このような状態を夢中になる・・・とも言うかも知れませんね。
逆にモータースポーツなどに取り組んでいる場合はそれくらい夢中にならないと結果に結びつかないのかも知れません。
そう考えると恋愛とモータースポーツの両立は難しいと言われているのも納得できます。
以前自分が年間に二輪ジムカーナ競技の練習をしている時間を計算したことがあります。
睡眠時間を差し引いて起きている時間を分母とした練習時間比率は1%から2%の間でした。
でも気持ち的には50%以上を占めているような気がします。不思議ですね。
このような気持ちの状態は恋愛に近いものがあるかも知れません。
アルバイトや仕事の工数は時間で計算するのが一般的ですが人間は気持ちの比率が実時間とは別に存在するように思います。
実時間の比率は管理したりコントロールしたりすることが出来ますが気持ちの比率はなかなかコントロールできませんよね。
人間とはそういう生き物のようです。オリンピック選手やタレント事務所では恋愛を禁止しているといった話も聞くことがあります。
恋愛のように何かに夢中になることがあるのは幸せなことなのかもしれません。
逆に仕事も恋愛のように夢中になれるのならばそれも幸せなことだと思います。
もちろん本当の恋愛も素敵なことに変わりはありませんが・・・。
自分は恋愛のように夢中になれるオートバイの趣味を選んだようです。
どうして夢中になれるのか、どうして継続できるのか、いつ辞めるのかは不明ですが・・・。
若い頃は恋愛でも趣味でも終わる時のことを想像することなどありませんでした。想像したくないというか。
逆に永遠に続いて欲しい・・・と思っていました。
でも年を取るというか経験を積むと自然と終わりを意識するようになるものなんですね。
若い頃は自分のお墓の段取りをしたり遺書を書いたりする気持ちが理解できなかったのですが・・・。
次回の記事は仕事系で「この仕事の社会的評価、周囲の反応について思う事」をお送りする予定です。お楽しみに♪