スランプ脱出のヒント
オートバイに乗っていて調子よく乗れるときもあれば以前は乗れていたのに不調になったりすることもありませんか?
例えば仲間とツーリングに行った時に以前は同じペースで走れたのに付いていけなくなったりする事とかです。
この以前は乗れていたのに最近不調なことを「スランプ」と言ったりしますよね。
今回はこのスランプ脱出のヒントをテーマに考えてみたいと思います。
「スランプ」を広辞苑で調べると。
(心・身について)一時的に調子が出なくなる状態、不調、不振。「ーに陥る」
となっています。ぼく的にもう一つ条件を加えたいのが
「原因が分からない」
と言うことです。体調が悪いとか二日酔いだったり怪我をしているなど不調の原因がはっきり分かっている場合は「スランプ」とは思いませんよね。
そして次に考えなくてはならないのはスランプと感じる実態です。たいがいスランプと感じる時はタイムなどのデーターや自分と比較する相手がいるはすです。
実は自分が不調なのではなく相手が好調だったりする場合もあるからです。
自分は普通でも相手が好調なために自分が不調に思えてくることがあるわけです。この場合も「スランプ」とは違いますよね。
以上の条件をクリアーして間違いなく自分は「スランプ」だと思った場合はどうするか?ですね。
さあ考えてみましょう!
ここで私の考えるオートバイを乗りこなす要素とスランプ脱出のヒントに付いて挙げてみます。
1.ライディングテクニック
無意識と意識的に行っている操作で無意識で行っている操作がおろそかになっていませんか?または意識的に行っている操作はちゃんとできていますか?
2.マシンセッティング
レバー、ペダル、ハンドルポジションやサスのセッティング、タイヤ空気圧などは走行条件に合っていますか?
3.ライン取り
アウト・イン・アウト、スローイン・ファーストアウト、危険予知、ブラインドコーナの読み目線など冷静に判断できていますか?
4.メンタル
走ることに前向きに集中していますか?アクセルを開けるときは開けて減速するときはキッチリ減速して積極的でメリハリのあるライディングができていますか?恐怖感や転倒などのマイナスなイメージを持っていませんか?
スランプの要因がこの中にあるか考えてみましょう。これが分かればもう解決したことになるのです・・・ですよねっ♪
だって「原因が分かった」わけですからね♪
乗れていた時の自分と比べて足りないことが分かれば解決したわけです。その足りないことを補う努力をすれば良いのですからね。
自分の場合ではメンタル的な事と無意識にやっていたことが無意識にできなくなっているような場合が多いですね。
もちろんセッティングやライン取りが要因でスランプに陥ることもありました。
最後にいちばんやっかいなのがやる気が無くなってしまった場合です。これはスランプと言うよりモチベーションが下がったと言った方がよいかもしれません。
この場合はオートバイを乗りこなす要素ではなく自分をとりまく環境の変化による要因が多いと思います。
例えば仕事の変化や家庭の変化、経済的な要因、人間関係などが考えられます。
これは難しいのですが一人で悩まないで身近な人に素直に相談してみるのが良いと思いますね。
話しているうちに気持ちの方向性が見つかったり何かスッキリしたりします。
また人に相談するときは気安く相談しないである程度自分の中で思い詰めてから相談した方が良い答えが見つかると思います。
なぜ思い詰めてからの方が良いかと言うと例えばいつもの仲間とツーリングに行って峠で付いて行けなかったことを「スランプ」と受け止めたとします。
これを気安く人に相談したらどうなると思います?たぶん軽くあしらわれて終わりになると思います。
思い詰めてから相談すると相手も真剣に受け止めて答えてくれるということなんです。
また思い詰めているうちに答えが解っちゃったりすることもありますしね♪
この場合は思い詰めると言うよりは考え抜くと言った言葉が適切ですかね。
「考え抜くと真実が見えてくる」
という表現がピッタリなんですが・・・。お分かり頂けるでしょか?
どうですか?少しはスランプ脱出のヒントになったでしょうか?・・・だったら良いのですけどね。
えっ、スランプを感じたことがない!・・・それは失礼しました。そんな人もいると思っていました。
こんな記事でも何かの役に立ったら幸いです。
実はもっと深く表現したい想いがあるのですが・・・上手く文章にできません。すみません。