セッティングとメンタルのバランス
オートバイ競技をしていると必ずするのばバイクのセッティングですよね。
これは自分の体格や走りに合わせてバイクを乗りやすくするような簡単な事からライバルに競り勝つために限界を高めるといった高度な事まで幅広くあります。
二輪ジムカーナ競技の場合は毎回違うコースをタイムアタックしますのでコースに合わせた大幅なマシンセッティングをすることはできません。
それでも乗りやすいバイクか否かでタイムは変わってきますのでセッティングは大切なことだと思います。
上級シード選手がマシンセッティングの話しをしているのは興味深いことばかりですよね。
このブログの記事一覧から過去の記事のアクセス状況を見るとセッティング系の記事の方がメンタル系の記事よりアクセスが多い傾向があります。
その理由はよく分かりませんが実は自分としてはメンタルの記事に力が入っていたりします。
というのは自分の経験上大会の結果を大きく左右するのはメンタルの影響の方が大きいと考えているからなのです。
過去に不調なエンジンをだましだまし出走してクラス優勝したこともあります。逆にビンビンに調子良いエンジンでも不本意な結果に終わることもありました。
大会はその時の相手にもよりますので時の運みたいなものもあるとは思いますが・・・
メンタルは人間の内面的な思考ですから皆が同じように受け取る文章を考えるのは難しく、どうしても自分流の表現になってしまうし現在進行形なので時間とともに気持や表現も変わってきたりします。
自分の記事ではなるべく長く使える表現を考えていますがそれでも過去の記事を読み返すと少し変化している自分の気持に気が付いたりします。
自分の場合マシンセッティングで最大2%のタイム変動があることを日常行っている基礎練習コースから掴んでいます。
2%とは1分40秒のコースで2秒の差ということになります。たぶんこの比率は他の人でもそう大きく変わらないと思います。
これがおそらくメンタルではもっと大きなタイム差が付くと思います。これを証明する方法がわからないのですが例えば練習会などでほぼ互角の実力で走るライダーが大会で大きく差が付くような場合はメンタルの差といってもいいのではないでしょうか?
これをプレッシャーに強いとか弱いとか言うこともありますが結局はメンタルなんですよね。
1ヒート目に運良く速いタイムを出すと2ヒート目の出走順番が後ろになります。DUNLOP杯では1ヒートタイムの遅い順に出走します。
出走順番が後ろになったことで緊張してしまい自分の走りが出来なかったという話しはよく聞きます。
相手の事や人目を気にするとドキドキするものなんですよね。これって何か恋愛とにたようなところがありますね(笑)そんなドキドキも非日常的で良いのですけどね。
でも結果が悪いとガッカリするものです。