ネットの情報は氷山の一角
このブログを開始したのが2006年2月からになりますからまる3年続けたことになります。早いですね。
今まで投稿した記事は454回、コメントは自分の返答も含め2741回となりました。
今回でこのブログの記事投稿は最後になります。趣味のバイク関係の方からのコメントにはとても励まされました。
そして将来の進路を考える方などのコメントや閲覧しているだけの方もありがとうございました。
自分がインターネットを始めたのが1993年からだと思います。その頃公開している日本語ホームページは今と比べるとても少なかったです。
Windows95の販売前でした。なぜか首相官邸のホームページなどをよく閲覧していた記憶がありますね。
1995年にWindows95が発売され秋葉原の発売イベントに徹夜の行列ができたことをTVニュースで見たのを覚えています。
1999年に2ちゃんねるという掲示板サイトが開設され話題になりました。
実はオートバイ関係の古い知人から突然「おまえ2ちぇんねるに昔のこと書いただろ!」なんて電話が掛かってきて「2ちゃんねるって何?」と答えたのがきっかけで2ちゃんねるのことを知りました。
2001年にはアメリカ同時多発テロ事件が発生しました。この時の被害者情報のネットワークにトラックバック機能のあるブログが活躍したのがきっかけでブログが世界的に広まったと聞いています。
日本でブログの話題が沸騰したのは自分の感覚では2005年前後だったように思います。日本発のSNSなども2004年にサービスを開始しています。
これからはブログをやっておかないとインターネットの流れに乗り遅れるぞ・・・くらいの印象を受けたのを覚えています。
自分がプライベートブログを登録したのがこの頃でした。この頃はインターネットのゴールデンタイムになると回線が混雑してブログの閲覧や投稿が遅くなりとても不便というかストレスを感じていましたね。
そしてこの頃からウィキペディア日本語版も話題になるようになりネットを使ってあらゆる情報を無料で得ることが出来る感覚がさらに高まったように思います。
自分もブログ記事を投稿するにあたって下調べすることがあります。しかし自分にとって必要な情報はネット上にはほとんど存在しなく書籍などの資料から調べていました。
また文章を書く場合も不特定多数の閲覧ができる環境に投稿するのですから道徳観やタブーとされている事に配慮したりする必要があります。
このようなことを軽視して投稿したブログ記事が原因で職を失ったり取引先の契約が打ち切りになったりする事件も起こりました。
ここ数年仕事や趣味のコミュニティーでも情報をインターネットに公開するのを禁止する動きが拡大しています。
すでに不特定多数の人に広まっている情報を得るのにはインターネットはとても便利だと思います。
仕事をしたりコミュニティーに参加していれば不特定多数の人に広まっていない情報を得る機会も多いと思います。
このような情報をインターネットにむやみやたらと公開されてはたまった物ではないですよね。
そのような事情からネットから不特定多数の人に広まっていない情報を得るのはとても難しい傾向があると自分の経験からは感じています。
まだネットの普及していない時代の情報収集は図書館に行ったり関係者に面談したり現場に行ったり足を使って情報を得たものです。
ネットの情報収集と比べるととても効率が悪く感じるかもしれませんね。でもこれが不特定多数の人に広まっていない情報を得るための王道ではないでしょうか?
ネットで重要な情報が簡単に調べられるほど世の中は単純で簡単ではないと思います。無料で簡単に得られる情報はその程度の情報でしかないと考えられますね。