ノービスとC2の違い
【対象:(ノービス→C2級)】
二輪ジムカーナ大会でノービス選手の割合はどのくらいになるのでしょうか?
関東で開催されるDUNLOP・月刊オートバイカップ!ジムカーナ大会から各クラスの参加人数を調べてみました。
2008年度のR5最終戦のリザルトを見ると参加者187名
A級 19人
B級 20人
C1級 38人
C2級 45人
NN級 18人
NO級 31人
NL級 16人
ノービス選手の合計は65人ですから35%になります。
ノービス選手のとシード選手の違いはトップタイム比115%未満の実績を持つ認定者となっています。
そこでこの日の大会で115%未満の実績を出した人を調べてみると101人という結果になっています。
これは全体の54%になります。要するに大会会場で2人に1人が115%未満の実績を出す選手であるということですね。
この数字を見てどのように思いますか?自分は115%のハードルは思いのほか高いと思いました。
どんなにバイクの腕に自信があったとしても二輪ジムカーナ大会での結果の出し方のようなものが分かっていないとなかなか超えられるものではないと思います。
ノービス選手のタイムアタックの様子をモトビトDVDでよく観察してみました。
すると走り方におおまかに2つのタイプがあることに気が付きました。
1つ目はバイクが寝ていないタイプ。
2つ目はバイクは寝ているけど大回りなタイプ。
です。一方C2クラスを観察するとほとんどの選手がバイクは寝ています。違いは大回りか小回りであることが見て取れました。
結果の良いのは小回りの選手に多いようです。
単純に考えるとノービス選手がC2級へ昇格するためには大会でバイクを寝かして小回りができるようになれば良いと考えて間違いはなさそうです。
またアクセルの開けっぷりに注目するとバイクが寝ているタイプの選手より寝ていないタイプの選手の方がアクセルの開けっぷりが良い選手が目立ちます。
バイクが寝ていないタイプの人と寝ているけど大回りなタイプの人ではアドバイスのポイントが違ってくると思います。
このアドバイスは長くなるので次回にお送りしたいと思います。お楽しみに。