ハードディスクで音が違う?
最近はお気に入りのCDをコンピューターに読み込んでiPodなどの携帯メモリープレーヤーで聞いている人もずいぶん多くなっていますよね。
通常iPodなどに読み込む場合はAACといった圧縮方式やMP3といった圧縮方式が使われます。
これはオリジナルCDのデータ容量を約1/10のに圧縮されたものになっています。
オリジナルCDに限りなく近い音で楽しもうと思えば非圧縮でコンピューターに読み込んでそれを携帯プレーヤーにそのまま転送して聞くこともできます。
その場合収録曲数は減ってしまいますけどね。
オリジナルCDをコンピューターのハードディスクに読み込む際にそのハードディスクの種類によって若干音質に違いがあるのをご存じでしょうか?
カセットテープやCD-Rの種類によっても音が変わるのと同じようにハードディスクでも音が変わるんですよね。
自分がハードディスクの音質評価を始めたのが1999年頃からだったと思います。
その頃はまだデジタルテープが主流でした。「デジタルは音が変わらない・・・」なんて言っている人もいました。
しかし実際に聞き比べると若干ですが違いを聞き取ることができるのでした。
自分の好みのハードディスクメーカーはSeagate(シーゲート)というメーカーです。
このメーカーは偶然なんですが2004年頃に秋葉原で口コミで音が良いと聞きました。
自分は1999年から良いと思って使い続けてきたので自分の判断が肯定されたようで嬉しかったです。
同じハードディスクメーカーでも生産地によって微妙にちがったりもします。
シンガポール、マレーシア、台湾あたりが無難ですかね。中国製は少し不良が目立つような気がします。
面白いのは一番最初に記録をしたハードディスクで音のキャラクターが決まるということなんです。
それ以降は他社のハードディスクにデーターをコピーしてもほとんど変わらないのです。
ハードディスクの音の違いは僅かなものですから一般使用ではそんなに神経質にならなくても良いと思いますけどね。
プロユースではそんな事も配慮しているのだと知っていただければ幸いです。
次回の記事はバイク系で「中級者はとにかく小回りで・・・」をお送りします。お楽しみに♪