中国の嫌いな人が多い?
北京オリンピックも大きなトラブルなく無事閉会しましたね。開会前はマスコミから不安な情報が流れていましたから無事終わってよかったと思います。
自分は最近北京と音楽関係の技術的な仕事で交流を深めています。
自分に関わる中国人の皆さんのイメージはとても良くレベルも高いと感じています。
音楽的または芸術的な感性も欧米より近い物を感じます。アジア人という共通の何かがあるように思いますね。
しかし中国の話題を出すと否定的な意見が帰ってくることもよくあります。
自分が思っている以上に中国のことを良く思っていない人が多いようです。
法務省発表の外国人登録者数は2007年10月1日付けで
2,152,973人
となっています。これは日本の総人口の1.69%を占め過去最高になっているそうです。
このうち出身地が台湾や香港を含む中国が606,889人で全体の28.2%を占め最大となっていました。
中国は1975年から増加を続け2007年にそれまで一番多かった韓国・朝鮮を超え一位となっていました。
ちなみに不法残留者は15万人くらいです。
外国人登録者数で中国出身者が一番多いというのは意外だったというか驚きました。
自分の感覚的にはまだまだ外国人が少ないと思いますし今後もっと増加するのではないかと思っています。
外国や外国人のイメージは旅行や外国人に実際に接して受けたイメージと歴史背景やマスコミからのイメージの影響を受けると思います。
そういう意味では自分は実際に接して受けた中国のイメージが良かったのですが歴史背景やマスコミからのイメージで悪く思っている人も多いことを痛感します。
例えば逆の見方で日本人とひとくくりに言っても自分と街で出会う人が同じでしょうか?
おそらく同じような人もいれば違う人もいると思います。日本は中国にくらべると経済格差の開きは少ない方だと思います。
中国は13億人の人口と56の民族から成る国です。経済格差も100倍はあると言われています。
ですから日本以上に激しく違う色々な側面があるのではないでしょうか?
ちなみに中国で会食中によく民族の話題になるのですが日本は3つの民族から成っていると思うと言われたことがありあます。
それはアイヌ民族と琉球民族とその他だそうです。普段民族意識などしていませんがお隣の国で日本をこのように分析しているとは面白いと思いました。
中国と一言でいってもどの部分と交流するかでイメージは大きく変わってくるのでしょうね。