初中級者はとにかく寝かして・・・
自分は趣味ということもあり二輪ジムカーナを通して学んだライテクを思い付くままに書いています。
もしプロライダーだったらこんなには書けないのではないかと思います。
大会や練習会の会場ではライディングテクニックに関する色々な会話がやりとりされています。
そんな会話を聞くと自分以上に色々と考えたり試されたりしている人も沢山います。
逆にあまり深く考えずに勢いや感性で走るタイプの人もいたりします。
この記事を読んでくださる人は自分の友人・知人であったり二輪ジムカーナに取り組んでいる人や興味を持っている人だったりするのでしょうね。
自分は40才からカンバック参戦を始めて5年目になりますが最初の3年くらいは今思えば何が何だかさっぱり分からずに色々なことに取り組んでいたように思います。
自分は現在中級者意識があるのですが関東の大会では総合順位で20位前後の結果です。
この結果だと上級の下の方・・・と考えられなくもないかも知れませんね。
そんな自分が初中級者の走りを見て思うことは・・・
「バイクが寝ていない・・・」
です。
自分の走りをビデオで見ても同じように感じます。
結局オートバイという乗り物は傾いて曲がるわけですがこの傾きが出ているほど速いスピードで曲がっていると言っても過言では無いのではないでしょうか?
ライディングテクニックやマシンセッティングの色々な事を考えるのも楽しいことです。
しかし・・・バイクが傾いていないと速くは走れないと言う現実を真剣に考えると・・・
とにかく「バイクを深く寝かして走れるようになる」というのが先決というか現実的な優先順位がもっとも高い課題なのではないでしょうか?
このバイクを深く寝かして走る感覚は旋回半径とスピードのバランスを取るような作業で決して転びそうになるほどリスクを負って攻めるような感覚では無いと思います。
初中級ライダーがリスクを負って走ろうと意識すると逆に体に力が入るのかバイクを深く寝かすよりもアクセルを無駄に開けたり無駄な急ブレーキをしたりする傾向があるように見て取れます。
初中級ライダーの方で最近伸び悩んでいると自覚している人は今一度基本に立ち返りバイクを寝かして走る感覚を見直してみるのも良いかも知れませんね。
それから練習の成果は直ぐには出ないものなのでちょっとやって結果が出なくてもあきらめずに続けているとある時急に今まで出来なかったことが出来るようになったりします。
最低でも3ヶ月くらい続けてみて様子を見るくらいの気持ちで取り組でみてはいかがでしょうか?
寝かせて走ることができるようになったら次は小回りです。次回のオートバイ系の記事は「中級者はとにかく小回りで・・・」をお届けします。お楽しみに。