将来の仕事を考えるにあたって
このブログには将来の進路を考えている学生から質問を受けることがたまにあります。
年齢は高校生から大学生くらいで将来音響エンジニアの仕事を考えている場合がほとんどです。
今回は将来の仕事を考えるにあたってヒントになるような事を考えてみました。
自分が高校生の頃は電気製品に興味があり将来はエレクトロニクス・エンジニアになろうと考えていました。
自分の父は学習塾を経営しており毎日父が家にいました。そのためサラリーマンの家庭はちゃんとしいるように見えてあこがれのようなものを持っていました。
そのため将来はサラリーマンになることを夢見ていました。小学校の頃はピアノを習い音楽も好きでよく父のステレオでレコードを鑑賞していました。
しかし音楽の仕事のイメージはまったくありませんでしたね。それが31才の時に会社を設立して音響エンジニアの仕事をするようになったのです。
当たり前ですが高校生の時にこのような将来をイメージしていたわけではありませんでした。
自分の回りの同業種に就いている人に聞いても同じようなものです。
一般的に将来の進路や仕事を考える時は自分の興味のある分野からメリットやデメリットや将来性などを考えて検討すると思うのです。
そういった諸条件も大切だとは思いますが一番大切なのは直感力のような気がします。
人間には誰にでも直感力が備わっていると思うのです。直ぐにはピンとこなくても常日頃から頭の中に問題意識を持っているとある日ふとした事がきっかけでピンと来ることがあります。
この直感力は社会人になってからもなかなか答えの見つからない仕事上の課題や問題解決のヒントを思い付くのに役に立ちます。
このような現象を自分は「ヒントやアイディアーが降りてきた・・・」などと言って喜んでいます。
直感力を使うにはとにかく常日頃から頭の中に問題意識を持っていることが大切なんですね。
このような直感力で判断したことと諸事情や利害から判断したことを比べると圧倒的に直感力で判断したことの方が後悔しない場合が多いです。
最近はもの凄く情報が多い時代ですから直感力を働かせるのも大変かもしれませんね。
そんな時は一時的に情報をシャットアウトしてしまうのも効果的だと思います。
テレビや新聞、雑誌、ラジオ、インターネットなど自分にとっての情報源をできる限りシャットアウトしてしまうのです。
このような方法を他の人がしているのかは分かりませんがすくなくとも自分には効果的な方法です。
まだ実社会のことが分からない高校時代に将来のことを利害的に判断するのは難しすぎますよね。
将来の進路や仕事の考えを話した時に必ずその理由を尋ねられると思うのです。
この時にあまりゴチャゴチャ説明するより一言で「直感です。」と答えるのも自分はカッコイイと思います。
社会人になるとそんなふうには言えない状況になるのですけどね・・・。
それでも直感力と情熱力みたいなのは人を動かす原動力を持っていると思います。
次回の記事はバイク系で「目標設定のヒント」をお送りします。お楽しみに♪