故宮博物院の写真
昨日は都内に出かけた後神奈川までもどり仕事関係者と会食をしました。
中国人スタッフもいたことから中国の話題で盛り上がりました。今年になって自分が中国に行ったときの写真がたくさんあります。
この中から故宮博物院(紫禁城)の写真を紹介します。
故宮博物院は北京市の中心にあり天安門広場に隣接しています。日本で言うと皇居のようなものでしょうか?皇帝の家(宮殿)です。
明の成祖永楽帝が1406年から改築し1421年に南京から北京へ都を遷してから清滅亡まで宮殿として使われたそうです。
今から5~6百年前の建造物ということになりますね。一般的な入り口は天安門と反対側のようです。
写真はその後側の入り口「神武門」です。自分もここから入りました。
宮殿の中は全て一般開放されているわけではないようです。パンフレットのオレンジ色の部分が一般開放されている部分です。
パンフレット一番上の部分が写真の入り口の位置になります。
入り口で無線式の音声ガイドを借りることができます。自分は日本語の音声ガイドを借りました。
案内してくれたのは日本在住で会社のアルバイトをしてくれている北京出身の中国人スタッフです。彼女は中国語の音声ガイドを借りました。
写真の首から下げているのが音声ガイドです。中にはいると迷路のようです。1420年代というと日本は室町時代ですね。自分の祖先は何をしていたのでしょうか?
ちなみに皇帝は写真のような方だったそうです。この絵は等身大くらいの大きさでした。その前で皆さん記念写真を撮っていました。
皇帝「永楽帝」の絵
皇帝には奥さんがたくさんいました。その系図と一番偉い奥さんの絵も同じように飾ってあったのが印象的です。
画像が無いのが残念です。たしか30人前後いたように記憶しています。凄いですね。
音声ガイドからは奥さん同士の壮絶な出世争いの物語が解説されていました。
細かい迷路のようなゾーンを抜けるといきなり視界が広がりスケールの大きな風景に圧倒されます。
写真は「乾清宮」。
写真は「太和殿」
写真は「太和門」
写真は「午門」パンフレット一番下の門になります。
この先に天安門広場がありあます。
この門を抜け左手の方角に王府井(ワンフーチン)という日本の銀座のような繁華街があります。
故宮博物院はとにかく広くてとても1日で全部見きれる広さではありませんでした。
約600年も前の物を目の前にして当時の生活や物語を聞くと自分の身の回りのことを中心に考える日常の感覚を超越します。
故宮博物院はファンも多く何度も足を運ぶ人も多いそうです。
またこのほかに「瀋陽故宮博物院」と「台北故宮博物院」の2カ所もあるそうです。
写真はまだまだたくさんありますのでまた機会があったら紹介します。