早く走れる感覚に付いて
二輪ジムカーナ大会にエントリーしてくるライダーはスポットで自分の腕試し的に参戦してくる人もいると思います。
関東の大会は年間4回から5回のシリーズ戦になっていますので大会で上位を目指しているライダーは毎回欠かさず参戦しています。
大会参戦などの目的がなければ日常的に練習を沢山積んだりするライダーは少ないと思います。
日常練習で早く走ることができれば大会でも早く走ることができるでしょう・・・。
一般的にはこのように考えて日常練習に励むわけですよね。
ところが練習で同じくらいのレベルのライダー同士が大会では大きな差が付くことがあります。
この現象は本番に強いとか弱いなどと表現されますよね。
確かに本番に強い人や弱い人といった現象は大会に限らずあると思います。
人間は予定外の出来事や想定外の事が起こるとあわてたりするようです。
大勢の人前でいきなり何か喋って欲しいと言われても困りますよね。急に言われても・・・。
みたいな感じではないでしょうか?そういうのに慣れている人は別としてです。
大会は事前にエントリー申し込みをして練習を積んでスタートラインに立ちます。
練習では同じくらいのライダーが大会で差が付く要因はいったい何なのでしょうか?
これは自分流ですが早く走れる感覚の差ではないかと考えています。
練習では繰り返し走り込みますので目や身体が慣れて数をこなせば自然と早く走れるようになったりするものだと思います。
その時にしっかりと早く走れる感覚を覚えるか、または覚えていられるかの違いのような気がします。
繰り返し走った結果成り行きで早く走れた場合は気持ちや環境が変わると再現できなくなるものです。
大会で早く走れるために練習をしているわけですから大会での再現性を意識して練習することは大切なことだと思います。
そのために練習の走りが少し遅くなってしまっても構わないとさえ思います。
早く走れる感覚は人それぞれだと思いますのでなかなか言葉にして表現するのは難しいですけどね。
ただ大切なのは意識ではなく感覚であると言うことですね。
大会で早く走れる感覚を磨くために練習していると言った感じでしょうか。
でも単純に練習で早く走れれば大会でもそれなりに早く走れるのも事実ですけどね。