異端侍@江ノ島LIVE

HeabensDustのレコーディングで知り合った和太鼓奏者のAjoさんが関わっているユニット「異端侍」が4月22日(土)江ノ島でライブをするとのこと。ミクシィで知り合った梅香さんから情報をいただきました。

仕事の都合でぎりぎりまでライブに行けるか分かりませんでしたが予定が付いて行けることになりました♪

妻もAjoさんの太鼓を聞いてみたいとのことで急遽子供を預けて一緒に行くことになりました。

和楽器のライブは初めての経験です。ライブ会場は「虎丸座」という江ノ島ビュータワー7Fから江ノ島を一望できる場所でした。このビルの1Fにあるラーメン屋さんには深夜よく食べに行っていましたが、この上にこんなスペースが有るのは知りませんでしたね。

ライブの詳細はミク友の梅香さんのブログに掲載されていますのでぼくは自分の感じた印象をお伝えします。

まず感じてしまったのは「おとがずれている・・・」ってことでした。これは演奏がずれているのではなくスピーカーから聞こえてくる音と楽器から直接出ている生の音がずれて聞こえてしまいました・・・。

前回のブログで「音速の話し」をしたばかりですが、楽器の近くに設置されたマイクの音が客席に近いステージサイドのスピーカーから出るタイミングは直接楽器から出た音より早くステージサイドのスピーカーから出ます。

要するにマイクとステージサイドのスピーカーの距離の分音が早く出ますのでスピーカーから先に音が聞こえて少し遅れて楽器の生音が聞こえるということです。こんなことを聞き分けてしますなんで職業病ですかねー。

これを解消するにはステージサイドのスピーカーにディレイ(遅延器)を入れます。ではどれくらいの遅延を入れると良いのか計算してみましょう。

マイクとステージサイドのスピーカーの距離はおよそ3.5Mくらいでしたので

3.5M÷標準音速340M = 0.010秒(10ms)ミリセックとも言います。

となります。まぁーきっちり計算どうりにいかないのが音の世界ですから実際はこの値を基準に増やしたり減らしたりして聴感で良いところを探ることになると思います。

0.010秒ってとっても短い時間のように思われるかも知れませんが、ぼくが趣味でやっている二輪ジムカーナ競技ではこれくらいの差で順位が前後することもよくありますね。

太鼓や三味線の早い演奏では見た目よりもPAの音が先行して聞こえてくるので手元が遅れて見えます。ううう~無視っ、そんなの無視してコンサートを楽しむようにしました。

それでも初めての和太鼓と津軽三味線のコンサートは印象深くとても楽しいコンサートでした。日が暮れる江ノ島の景色を楽しみながらビールと軽食の料理もおいしくて、良かったですよ。また行きたいと思いましたね。

和太鼓も三味線もカッコイイですね♪自分が日本人であることを再認識しました。

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