直パイと8の字の切り返しに付いて

直パイとは直線パイロンスラロームの略で5mくらいの間隔でパイロンを直線に並べこれを左右に切り返しながら走るセクションのことです。

二輪ジムカーナの基礎練習は8の字ですから普段8の字練習はよくするのに直パイ練習はあまりしないので苦手という話しをたまに聞きます。

実は自分も直パイの練習はほとんどしたことがありませんので直パイ苦手意識がある時期もありました。

そう思ったら直パイの練習もすれば良いのでしょうがこれが意外と練習する機会が少ないのですよね。

自分が思うに8の字の切り返しと直パイの切り返しは同じ要素を含んでいると思うのです。

ですから8の字練習で切り返しをしっかり意識してやっておけば直パイにも通じる物があるのではないでしょうか?

練習は無意識で走るよりポイントを意識してしっかり走った方が収穫が多いような気がします。

逆にタイムアタックなどの本番では無意識で必死になって走ったほうが良い結果が出やすいと思います。

8の字練習で直パイにも通じる切り返し練習のフィーリングはお尻を持ち上げるように切り返すことかも知れません。

これは二輪ジムカーナトップライダーの直パイを注意深く観察すると気が付くと思います。

またMotoGPのトップライダーでもタイトな切り返しではお尻を持ち上げるように切り返しています。

このお尻を持ち上げるように切り返す方法をライダーが意識しているかどうがは別としてどうしてこのようにするのかを考えてみました。

高速道路などの見通しの良い直線道路で時速100kmくらいのスピードで巡航しながら以下のことを試してみます。

●いつものフォームでハンドルを左右に振ってみる

この時の車体のブルブル感を基本として覚えておきます。

●少し前に座ってハンドルを左右に振ってみる

基本フォームと比べると車体が軽くブルブルするように感じます。

●少し後ろに座ってハンドルを左右に振ってみる

基本フォームと比べると車体が安定してブルブルするように感じます。

●少しお尻を持ち上げてハンドルを左右に振ってみる

少し前に座った時と同じように車体が軽くブルブルするように感じます。

このことから分かるのは少し前に座るかお尻を持ち上げるようにすると車体を軽く操作することができると言うことです。

直パイのように次から次へとパイロンを切り返しながら前に進む場合は車体を少しでも軽く操作できたほうが楽ですよね。

軽い切り返しのフィーリングが欲しい時にいちいち前に座るよりは軽くお尻を持ち上げるようにして切り返した方が競技ベースで考えると実用的なのでしょう。

練習を沢山しているうちにペースを上げていくと自然とそんな方法を身につけていくものなのかも知れません。

通常の8の字練習ではそこまでしなくても楽に切り返せると思うのですが直パイの切り返しも意識して軽くお尻を持ち上げるように切り返し練習してみるのもいいかも知れません。

軽くお尻を持ち上げるポイントは膝で挟んだタンクを支店に太ももから持ち上げるようなイメージです。

ですからこの練習を沢山していると太ももが筋肉痛になりますしいい感じで引き締まってきますよね(笑)。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください