言葉と感情と文章のギャップに付いて
自分はブログを書き続けていて文章力が少し付いたような気がします。手前味噌ですが・・・。
以前は新聞や雑誌、本などの文章を読む時はただ文章を情報として読んでいただけでした。
ブログを書くようになってしばらくしてからその感覚が少し変わってきました。
それは文章の構成や起承転結など表現方法にも意識がいくようになったことです。
新聞には新聞流だったり雑誌には雑誌流だったり小説には小説家の表現方法にプロの流儀を感じるようになりました。
いままで新聞などは見出しを見て興味のある記事しか読まなかったのですが隅から隅まで読むようになったり・・・。
気に入った表現に出会うと必ずメモを取るようになったり気に入った文章は何回も何回もくりかえし読み返してみたりするようになりました。
継続的にブログ記事を投稿する目的意識から自分流の表現方法を模索しているのかも知れません。
たまにインターネットでは本当に知りたい情報は得られない・・・。などという言葉を目や耳にします。
この本当に知りたい情報とは時刻表や交通情報といったありきたりのことではなく人の感情や真実のようなものを言っている場合が多いようです。
自分の記事ではなるべく感情や真実が伝わるように努力しています。しかしどうしても感情と文章にギャップのようなものを感じでいました。
このギャップをなんとか埋めたい・・・そう考えプロの書く文章からそのテクニックというかヒントのようなものを得ようと無意識でもプロの書く文章に意識が高まっていったようです。
ところが最近になって感情と文章にはギャップがあるもので仕方がないと考えるようになってきました。
これは言葉と感情にギャップがあるのとよく似ていると思うのです。
人間は思った事を素直に口にできなかったり思ってもないことを口にしたりすることがありますよね。
文章も同じように感情とギャップがあるものなのかもしれません。
この人間の特性を理解すると仕事や文章のコミュニケーション術にかなり役立ちます。
さらに言うと表情というものも含まれてくると思うのですが・・・。
20代の人には意味不明かもしれませんが30代くらいに理解できていると世渡り的にはかなり得かも知れませんね。
とくに音楽やクリエイティブの仕事は感情表現がコミュニケーションのポイントになってきます。
感情と言葉や文章、さらには表情のギャップを理解しておけば「言った、言わない」とか「意味不明・・・」といったようなコミュニケーションギャップを補うことができると思うのです。
自分は40代で気が付きました。もうちょっと早く気付いていれば良かったと思います・・・。
よく一般的に本を読め、なんて言われていますが本を読むことや文章を読むことによってこのような感性や思慮深さのようなものが養われる場合もあるかも知れませんね。
文章を書くのは読む時間の3倍から10倍くらい・・・物によってはもっと掛かっていると思いますしエネルギーは30倍から100倍くらい掛かっているかも知れませんね。
自分の文章が皆さんの思考の役に少しでも立ったならば幸いです。
次回の記事はバイク系で「人間の手に負えない人感力」をお送りします。お楽しみに♪