頭は地面と水平だよっ♪
ぼくは趣味で二輪ジムカーナ競技のシリーズ戦に参戦しています。
普段練習会や大会にコンスタントに参加していますので日常的に顔を合わせているライダーはジムカーナ競技に取り組んでいる人が多くなります。
ジムカーナ競技に取り組んでいるライダーにはおもしろい習性があって・・・それは友人やチームの枠を越えて
「ライテクを気軽に話し合えるんです」
ぼくはサーキット走行会で何度も早そうな人にコースのライン取りやライテクの質問をしたことがあります。
しかし全て軽くあしらわれて終わりでした。っていうかムカつく返事が返って来ましたね。たまたまそういう人に聞いてしまったのかも知れませんが・・・
まぁ普通に考えたら見ず知らずの他人にライン取りやライテクを聞く方が非常識かも知れませんがね。
でも趣味なんだからそんなライバル意識むき出しにしなくてもいいじゃーん♪って思います。
ぼくは箱根の椿ラインという山道をよく走っていた時期がありました。
その時にパーキングに入ったら後からドカの人も一緒に入ってきて、そしてお話して・・・
ドカの人に「早いですねー」とか言われてライテクの話しとか諸々して・・・
で「一緒に走りましょうか?ぼく引っぱりますよー」なんて初めて会った見ず知らずのバイク乗りの人のために椿ラインを先導して3往復くらいしましたけどね。
同じことをKawasakiのZRX1200の人にもしたことがあります。その人は以前ロードレスに参戦していて事情あって辞めたのですが、走りたくてたまらなくて走りに来ていると言っていました。とても綺麗なハングオンが印象に残っています。
話しは変わってぼくには一般ライダーの友人もいます。もちろん一般ライダーとツーリングに行くこともあります。
そんな一般ライダーと山道を走ったときにちょっとしたアドバイスでコーナーリングが一気に上手くなる事があるのです。
そのアドバイスとは、
「コーナーリング中は頭を地面と水平にする」
なんです♪意味わかります?頭というか目線と言ったほうがいいのかな?
コーナーリング中はバイクが傾いていますから何も考えていないと頭もバイクと一緒に斜めになりがちなんです。
この頭を地面と水平、要するに起こしてあげるのです。両目を地面と水平にする感じです。すると平衡感覚か掴みやすくなり今までよりコーナリングが上手く走れるようになるのです!
これはかなーり即効性のあるコツですから・・・マジで。
「なるほど!」と思ったあなたは直ぐ試してみてください。
ジムカーナやロードレースなどのモータースポーツライダーの中には頭がバイクと一緒に傾き気味の選手もいますよね。彼らはそういったスタイルで早く走る感覚を掴んでいるので例外と考えて良いと思います。