2ヒート目にタイムアップするコツ
もうすぐゴールデンウィークですね。ゴールデンウィークには日本各地で二輪ジムカーナ大会が開催されます。
日頃の練習の成果を大会で発揮するのは本当に楽しみというかワクワクするものです。
そこで今回はそんな大会の時に役に立つ2ヒート目にタイムアップするコツのようなものを考えてみたいと思います。
自分が二輪ジムカーナ競技を始めたばかりの頃は1日に2ヒートでタイムを競う方法では練習の成果を十分に発揮できないと思ったこともありました。
練習ではコースを繰り返し走りながら調子を上げていくわけですからね。
それが1日たったの2回しか走れないわけですから納得いく走りが出来るわけもないと思うのも無理もない事かもしれません。
ところがタイムを計測する練習会で繰り返し走る練習コースを半日~1日走ったタイムを同じように走った回りのライダーと比較してみるとほぼ大会の時と同じような順列になっていたりします。
は
結局2回しか走らなくても繰り返し走っても順位はそう大きくは変わらないかもしれない・・・と言えそうなんです。
このような事は経験の少ない人には理解しにくいかもしれませんが面白い現象だと思います。
この現象から学んで練習を頑張って早く走れるようになればそれが大会に反映されると考るのが一般的な考え方ではないでしょうか。
では1ヒート目にノーミスで走って出したタイムを2ヒート目にさらにタイムアップするためにはどうしたら良いのでしょうか?
実は何も考えずもう一度全力で走るだけでもコースに慣れたことによりある程度タイムは短縮されるもののようです。
逆に色々考えすぎて走りが大人しくなってしまうとせっかく1度走って慣れたコースなのにタイムアップできなかったりします。
一番無難な考え方は今までの練習や大会の時にタイムアップに繋がったケースを落ち着いて思い出してみる事かも知れません。
でもこれではあまりにも抽象的ですし日常的にタイムを計った練習をしていない人には分からない感覚かも知れませんね。
もう少し具体的に文章にしてみますと。
●進入で減速しすぎない。
●立ち上がりを早くする。
●切り返しを早くする。
と言ったところでしょうか?このポイントを昼休みのコースオープンのときにコースを歩きながら1ヒート目の走りを思い出してイメージすると良いかも知れません。
またコースの傾向によっても効果的な方法に少し違いがあるように思います。
例えば気持ちよく走れるルーズなコースでは平均時速を上げるような走りが効果的かも知れません。
逆にテクニカルでタイトなコースでは最短距離を走るような方法が効果的かも知れません。
大会ではコースが毎回違うので経験がものを言う世界かもしれませんがそれもジムカーナ競技の楽しみの要素ではないかと思います。
どうでしたか?少しは役に立ったでしょうか?こんな事を考えているとますます大会が楽しみになってくるのではないでしょうか?
自分は急遽、近畿ダンロップ大会に参戦する予定です。エントリーされている皆さまよろしくお願いします♪