HeavensDust(ヘブンズ・ダスト)
少し前になってしまいましたがヘブンズダストのNEWアルバム制作の仕事で和太鼓のミックスを行いました。
アルバムの制作に関わる仕事の場合はシングルのように数日で終わる作業量ではありません。数ヶ月のお付き合いになります。
ヘブンズダストとの関わりは今回初めてです。最初の頃はまだお互いよく知らないわけですが、スタジオワークの回数を重ねるごとに親しくなってゆきます。
1回のスタジオワークが8時間前後です。こんなに長い時間一緒に作業していても意外と作業の話し以外はしないのでお互いのことはそれなりに回数をこなさないと分からないものなのです。
ヘブンズダストの音楽はオルタナティブ系ロックというジャンルになり歌詞は英語です。一般的な編成はギターとベースとドラムスで構成されるのですが、ヘブンズダストの音楽にはさらに和太鼓、尺八、琴などの和楽器を使うのが特徴です。
ロックと言うと何か不良なイメージがありませんか?歪んだギターやタイトなベース、金物を多用するドラムスの奏でる音楽は人の心に深く残りたとえ歌詞がわからなくても、リズムやメロディーラインから感動を覚えるものです。
ヘブンズダストの奏でる音楽を聞いて感じたのはクラッシク音楽を聞いて感動するのと同じような感動を覚えるということです。日本人でありながら世界のロック音楽チャートに通用するのもうなずけます。ロックが好きな方は是非ヘブンズダストの音楽に耳を傾けてみてください。
以下ヘブンズダストのプロフィールを紹介します。
2001年1st album『Darkends』収録曲が世界最大音楽サイトMP3.COMの世界オルタナティブ/メタル/インダストリアルチャートにて、Deftones、Marilyn Manson、Slipknot、Kittieなどを抜き1位を記録しました。
MP3.COMでは世界を代表するインディーズバンドとして選ばれ、アメリカだけでなくヨーロッパから中東までファン層を広め、世界から注目を集めています。
海外メジャーバンドFamous Monsters(ex White Zombieのベースseanのバンド)やMUGG(Static−X、System Of Downなどとツアーを回る今アメリカで人気急上昇のバンド)などの前座も経験。
2003年、Cloud Nine Recordsより全国発売された『Tokyo Party Nights 2003』のDVDシネマにバンドとして出演、楽曲を提供し 大反響を呼びました。
『Tokyo Party Night 2003』の中村拓監督(第五回Indies Movie Festivalのグランプリ受賞者)の映画のサントラに楽曲を提供しました。
2004年、i tunesの人気へヴィ−系インターネットラジオ番組『CHRONIX RADIO(クロニックスラジオ)』にて、4/4〜4/11付けのウィークリーTOP10で、リクエスト数がKornやLinkin Parkを抜き、2nd album『[seven sins]』収録曲の『Cage』が1位、『Falling To Decay』が3位を記録しました。