MacにするかWindwsにするかの例え話
先日取引先の事務の女性からノートPCを買い換えようと思っているがMacとWindowsのどちらにしたほうが良いか訪ねられました。
今までは1999年製のPowerBook G3と言うノート型のMacを使われていました。
事務で使うのならば一般的にはWindowsが圧倒的に多いと思いますが音響業界では事務用PCもMacを使っていることは珍しくありません。
1999年頃のMacはOS9.1からOS Xへ移行しはじめる時期でした。今ではほとんど問題の無いWindowsとの互換もこの時期は互換をとるために工夫をしないとなりませんでした。
自分がMacに関わりはじめたのが1996年で自分用のMacを所有したのが確か1999年だったと思います。
Macはいつの時代もそうなんですがWindwsに比べると価格が高いのです。
仕事で使うヘビーユースを前提にCPUやメモリーやハードディスクを構成すると50万から100万近くになります。
この価格感は不思議な物で10年前も今も同じようなものです。15年前までさかのぼるともう少し高かったたようですね。
Windosは10年前から現在まで価格は急速に下がりましたので価格差の開きは大きくなっています。
ですから1999年に導入したMacも買い換えでWindwsにするか悩むのもよく分かります。
自分は日常はMacを使っていますが元々Windowsを使っていましたのでMac派でもWindows派でも無いと思っています。
相談をされると自分の感じているそれぞれの良いところと悪いところをなるべく平等に説明します。
説明が終わった時点では結論は出ていなかったのですが後日Macにすると聞きました。
Macを選んだ理由はアドレスブックデーターが共有出来ると言うことでした。
Macに標準で用意されているアドレスブックはアップルコンピューターの行っている.Mac「ドットマック」と言うサービスを使うと複数のMacで簡単に共有することができるのです。
さらに.MacのホームページにアクセスすればWindowsでもMacで作ったアドレスブックを参照することができます。
この機能は日常的に複数のコンピューターを使っている人には本当に有難い機能だと思います。
これが決め手になりMacに買い換えることにされたそうです。
自分は2005年からこの.Macサービスを使って複数のMacの情報を共有していますのでもう当たり前といった感じでありがたみも薄れてきています。
共有できるのはアドレスブックの他にスケジュール、インターネットブラウザーのお気に入り、メールの送受信設定などです。
またネット上に512MBの容量で自由に使えるスペースがありここに共有したいファイルをコピーしておく事も出来ます。この共有スペースはWindwsでもアクセスできるのでWindowsとのファイル交換にも使えます。
例えばこのブログの記事もその共有スペースに保管しています。こうするといつも同じPCからではなく外出中のノートPCからでも思い付いた時に記事を書いて帰ってきてから自宅用のPCや会社のPCで続きを書いたりすることがファイルをコピーして持ち歩かなくてもネットに繋がるPCさえ有れば.Macの共有スペースにアクセスして出来るのです。
ブログの場合はブログサイトで下書き保存するこができるのでわざわざ自分のようにすることも無いのですがブログサイトで下書きしていた記事がちょつとしたハズミで消えてしまった!なんて話しは良く聞きます。
自分も過去に1回だけ苦労して書いた長文記事が消えてしまったと思った事がありました。結局ファイルの保存場所を勘違いしていたのが原因で記事は消えていなかったのですがあの時の失望感はなんとも後味の悪いものです。
何かマックの話しからそれてしまいましたね・・・
今日はこれくらいにしときます。