バレンティーノ・ロッシ自叙伝

9月の初旬に発売されてオートバイ好きな人であれば店頭で見かけた人やすでに読んだ人も多いと思います。

自分も読んでいる途中です。全367ページのうち199ページまで読破しました。

バレンティーノ・ロッシは二輪ロードレース最高峰MotoGPクラスで2001年から5年連続でチャンピオンを獲得している英雄ライダーです。それ以前に125ccクラスのチャンピオンと250ccクラスのチャンピオンを合わせると7回も世界チャンピオンを獲得した歴史に残るライダーです。

バレンティーノ・ロッシに関する情報はマスコミや第三者から伝わるものがほとんどです。

今回自叙伝を読んで感じたのはマスコミを通じて得た情報やそのニュアンスから感じ取って自分の考えていたイメージと本人の気持ちには大きなギャップがあったことです。

ホンダからヤマハに移籍するときの気持の変化や宿敵マックス・ビアッジとのいざこざの真相など自分が感じ取っていたのとはずいぶん違っていました。

また以前に「バレンティーノ・ロッシ史上最速のライダー」という書籍を読んで受けていた印象からも差がありました。

この本は第三者の目からバレンティーノの事を書いたものですから、あのときバレンティーノはこう言った・・・のような表現が中心で、今回の自叙伝のように本人の気持ちまで知ることはできませんでした。

人はだれでも言葉に出すことと内面の気持にギャップがあるものです。

またバレンティーノの誘いでホンダからヤマハに一緒に移籍してきたチーフメカニックのジェレミー・バージェスとの信頼関係の強さにも驚きました。

とくに驚いたのはジェレミーはバレンティーノのライディングに関しては一切口を出さないという事です。これは「自分の仕事に徹する」というジェレミーの哲学で、周りのチームスタッフにも徹底してこの哲学を伝えるそうです。

チーム内でいざこさが起こるときはたいがいメカニックがライダーにライディングの指摘をしたりまたその逆だったりするそうです。

なるほど・・・と思いました。

日常生活や会社内でのいざこざを思い出すとたいがい相手の仕事にケチを付けるところから始まっていたりするのです。

相手のことが気になってムカ付くときは「自分の仕事に徹する」ことで気持を押さえるのが真のプロ意識なのかもしれませんね。

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