メンタルの影響は大きい
オートバイを上手に乗りこなすのにメンタル(気持ち)の影響があるのはご存じですか?
オートバイに限らずどんなことにもメンタルは影響すると思うのですが今回はオートバイを乗りこなすために役に立つメンタルを考えてみたいと思います。
一般的にライディングテクニックと言うとハンドルやブレーキ操作のコツのようなものが話題になります。
しかしメンタルも非常に大きな影響力を持っていると思います。ただ表現するのが難しいですね。
例えば普段練習などまったくしていない一般ライダーの場合ライディングテクニックによる走りの差はほとんど無いようなものだと思います。
ところが実際に山道を走ると早い人と遅い人がいるのです。この早い人はメンタルで早く走れていると思うのです。
メンタルは本人が意識してコントロールしていなければその日によってコロコロ変わります。
ですから同じグループで別の日にツーリングに行くと前回早かった人と遅かった人が入れ替わったりします。
面白いですよね?メンタルは走りに相当影響するようです。本人たちはそんなこと意識していないので今日は調子が良いとか悪いとか言っていますがね。
ではそのメンタルはどのようにコントロールしたらよいのでしょうか?
まずメンタルが走りに大きく影響すると言うことを認識することから始まります。
これはもうそう信じるしかないと思います。
つぎに予測と想像をします。
これからオートバイに乗って起こるだろうと思われることを予測してそのイメージを想像します。
ちょっと分かりにくいですね。例えばツーリングの前日にツーリング中のイメージを想像します。
山道なんかがルートにある場合は実際に山道を走っているイメージをできるだけリアルに想像します。
基本的にこれだけです。
そして当日は走りに集中するだけです。もし走っていて怖いとか乗れていないと思ったときは少しペースを落として走りに集中してみてください。
オートバイがちゃんと整備されている状態で走っていて怖いとか乗れていないと感じるのはほとんどがメンタルの影響だと思います。
なるほどと思ったら是非ためしてみてください。
次にジムカーナ競技の場合のメンタルを考えてみます。
色々あると思うのですが今回はコースのイメトレについて考えてみます。
当日発表されたコースを午前と午後の2回タイムアタックするのですがタイムアタックに集中するためにはコースをどれだけ予測してイメージできるかがポイントになってくると思います。
具体的にやることは目をつぶってコースを走るイメージをするだけです。
これはやってみると意外と難しいですが何度も何度もこのイメージ走行をするとタイムアタック走行中に次ぎのコースを考えたりすることなく走りに集中できるのでとても良いと思いますよ。
是非試してみてください。