寝かして走ると本当に速いのか?

よく寝かして走ると速いという言葉を聞きます。今回は寝かして走ると本当に速いのか?ということに付いて考えてみたいと思います。

オートバイがある程度以上のスピードで曲がるときは必ず斜めに傾かなければ曲がることができません。

同じ円周を曲がった時により深く傾いている方がスピードが速いことは感覚的に理解できると思います。

このことからバイクを寝かすと速いとよく言います。

また逆にバイクを寝かさないで走る方法というのもあります。一般的には軽量で馬力の少ないバイクは寝かして走りコーナリングの平均時速を少しでも速くするのが基本で、重く馬力のあるバイクは馬力を生かすために軽量車ほど寝かさないで走るのが基本と言われています。

この事は先日読んだ「バレンティーノ・ロッシ自叙伝」にも記載されていましたのでまず間違いのない理論だと思います。

250ccから500ccにステップアップして転倒ばかりしているバレンティーノ・ロッシ選手にすでに500ccクラスで経験を積んでいたセテ・ジベルナウ選手が「君はバイクを寝かしすぎだ・・・」とアドバイスをしたそうです。

ロッシは人から教わるタイプではなく自分で技術をものにするタイプのライダーだったのでそのアドバイスは無視したそうです。しかしあとになってその意味がよく分かったと書かれていました。

このことからプロのトップレベルのライディング・テクニックではどんなバイクでも寝かせば速いというわけではないことが伺えますね。

では寝かすと速いと言われている軽量で馬力の少ないバイクで考えてみましょう。例えば自分の乗っているNSR250もその中に入ると思います。

経験から言うと確かに寝ているほうが速いです。ただしカーブの進入でしっかりフロントブレーキを掛けて進入して脱出ではしっかりアクセルを開けることが出来る走りをしないと速くはなかったです。

ただ寝かせることだけに重点を置くと進入のブレーキングを甘くして脱出のアクセルもバンクに合わせるように開けると楽に深く寝かせて走ることができるものです。

しかしこの走りはタイムを計ると速くなかったです。寝かすのは楽なんですけどね・・・この走りを寝かして走ると速いと勘違いしている時期もありました。

カーブの進入でしっかりフロントブレーキを掛けて進入して脱出ではしっかりアクセルを開ける走るをするとタイムは速くなります。しかしそういう走りをするとバイクを寝かすのが意外と難しいんです。

そこをなんとか工夫してバイクを寝かして走ることができれば本当に速く走れると思います。

このなんとか工夫するのがポイントなんですがこれを上手く文章でで表現できないんです。

強いて言えば「バランスを取る」って言葉が一番近いのですが・・・意味不明でしょうかね・・・

自分も大した者じゃないのでその程度のことしか言えないのがもどかしのですが・・・

こんな話しでも何かのヒントになれば幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です