練習の取り組みヒント

モータースポーツを趣味としていれば練習は必ずしているものだと思います。

そのほとんどの場合が大会やレースに参戦するといった目的があるからではないでしょうか。

趣味でやっている事ですから仕事ほど厳しく結果を追求する必要もないと思いますが結果に結びつきやすい練習方法がある事は確かだと思います。

一般論になってしまいますが計画的に練習する事だったり自分を追い込む気持ちだったり・・・。

経験の浅い段階では練習の成果がみるみる発揮されるので面白くてしょうがないことと思います。

ところがある程度続けているとかならず結果が頭打ちになる時期が訪れます。

この時期をどう乗り越えるか、あるいは乗り越えられるかがその後の結果を大きく左右するような気がします。

二輪ジムカーナ競技の場合は練習会が基本的に自由練習スタイルですから自分の好きなように練習できます。

この練習の機会を有意義な物にするにはいったいどうしたら良いのでしょうか?

たとえば8の字練習エリアで8の字を練習していたとします。最初はバイクや体の状態を探りながら始めると思います。

続けているうちにだんだん調子が出てきてペースを上げていきます。

そのうちに「おっと!」なんて転びそうになったりしたところで練習を切り上げます。

この時間は何分くらだと思いますか?自分が過去に調べたところおよそ2分から3分です。

10m前後の8の字であればC2クラス程度で1分で10周くらいできるはずですから20周から30周程度になると思います。

自分的にはこのような練習方法はあまり良くないと考えています。

効果的な練習方法は8の字練習を始める前に5分とか10分とか時間を決めてその時間まで練習をやり続けるのが良いと思います。

例え転びそうになっても転んだとしても・・・です。

これは腕立て伏せに置き換えると理解しやすいと思います。

最初に回数を決めずに腕立てをすると自分の都合の良いところで辞めてしまうと思うのです。

これを10回とか60回とか回数を決めて途中辛くても続けた練習の方が効果的なのは簡単に想像できますよね。

このように練習の時は自分の都合で練習しないように気をつけるだけでも効果的な練習になるのではないでしょうか。

練習では自分に厳しくある方が効果的なように思います。

自分の知るトップライダーは自分に厳しく他人に優しい人が多いように思います。

練習中は妥協しない。そして体調やマシンセットアップなどの言い訳を考えないでひたすら練習に打ち込むのが効果的な練習方法のように思います。

二日酔いなどで本当にマズイときは別ですが・・・。二日酔いの時の練習ほど辛いものはありませんよね。

マシンセットアップは練習とは別の次元で検討するのが良いと思いますね。

日頃練習をしていて思うのは体調や調子が良い時よりも少し不調な時の方が練習の収穫が大きかったりするという事です。

今日は調子が悪い・・・と思ったら練習を早々に切り上げるのではなく逆にチャンスと思っていつもより更に走り込むとその日の収穫は大きいと思います。

そういった積み重ねが修羅場に強くなると言うか本番であとちょっとの時に力を発揮するように思います。

本番に強いライダーは日頃の練習でそういった意志の強さを積み重ねている結果ではないでしょうか。

本番の直前におまじないのような事をして結果を出しているのでは無いと思いますね。

次回の記事は仕事系で「エンジニアは空気を読める必要があるのか?」をお送りする予定です。お楽しみに♪

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