オーリンズサスのファーストインプレッション
先日装着したオーリンズサスペンションですが、現在までのところ3回のテスト走行と1回のツーリングに使用しました。
プリロードやコンプ、テンションは標準設定のまま車高の前後バランスを取ることに重点を置いています。
オーリンズマニュアルにもフロントエンドとリアエンドのバランスが取れていることが重要になると記載されていました。
車高バランスはまだベストな状態が見つけられないでいますが、オーリンズサスを装着してテスト走行して最初に感じたのはその乗り心地の良さです。
ポンと付け替えただけで乗り心地が良いと感じさせるあたりはさすがリプレイスサスだと思いました。
ただ真っ直ぐ走っているだけでも細かくよく動いているのが伝わってきます。
自分のように競技を目的としなくてもリプレイスサスを入れて乗り心地を良くするだけでも価値のあることだと思いました。
気になるタイムなのですが、自分のやっている5つの基礎コースのうちリアサスの影響力があると思われるハンドルを大きく切らずにコーナリングするコースで10月の中旬に記録した自己ベストから1.4%落ちのタイムです。
バンク中の走行フィーリングや立ち上がりのリアタイヤの負荷に対してリアサスがよく働いている感じはとても良いフィーリングです。
車高は±6mmの調整幅があり中点がオーリンズ推奨の基本セッティングになっています。
以前装着していたノーマルサスのオクムラMEチューニングを施したものの全長から3mm長い状態がオーリンズの車高調整の最大の位置でした。
オクムラサス装着時にリア車高の不足を感じていましたのでその位置からテスト走行をしてみることにしました。
この状態のリア車高を基準にフロントの付き出しでバランスを取ってみようと思いました。
現在フロントの付き出しが-3mmです。これはトップブリッジをCB400SFのものに交換しているのでNSRノーマルの基本セッティングになります。
この状態でオーバーステアー気味です。リアサスの車高の目安はコナーで一番サスに負荷が掛かっているときに地面とスイングアームが平行になっている状態とも言われています。
次回テスト走行の時はフロントサスをアンダーステアー方向にセットしてビデオ撮影をしてコーナ中のスイングアームの角度を観察してみることにします。