2007年初乗りしました
今日、5日2007年の初バイク乗りをしました。
と言っても先週装着したオーリンスサスのテスト走行で箱根に行っただけなんですけどね。
関東地区では1月4日にミシュラン杯第3戦が開催されましたからこれが初乗りといった方も多いのかもしれませんね。
自分は2日~4日は兄弟家族が集まるのでエントリーしていませんでした。兄弟家族が集まるとその子供のいとこが総勢10人になりますのでそれはそれは大騒ぎになります。
今回のテスト走行ではリアのセッティングはそのままでフロントを5mm突き戻してアンダーステアリング方向にセットアップして行いました。
路面温度は5.7度。過去の記録から考えると路面温度が10度を切ると良いタイムを記録することはありませんでした。
いつも記録を取っている5パターンの基礎練習コースのうち2コース自己ベストタイムを記録しました。
フロントフォークの突き出しを変えただけでもタイムに大きく影響するものです。
オーリンズマニュアルにも全てのオートバイは、車高やキャスター角を含むサスペンションジオメトリーを基に設計されています。~中略~ 負荷が掛かった状態での、フロントとリア車高が適切な値になっていることは大変重要です。
とあるように数ミリサスを伸ばしたり縮めたりするだけてまるで別の乗り物になってしまうほど乗車フィーリングは変わるのです。
オーバーステアー気味のセッティングにすると乗車フィーリングは良いのですがタイムには結び付きません。
自分は少しアンダー気味のセッティングの方がタイムに結び付く傾向があります。
本当はニュートラルステアーのセッティングが出せれば一番良いのですが様々な条件でニュートラスステアーを実現するのはアクティブサスペンションでもないかぎり難しいですよね。
おそらく一般ライダーさんはサスの調整で変化するオートバイの前後バランスでハンドリングが激しく変わることを認知していない人が多いかと思います。
特に小柄な人が足つき性を良くするために車高を下げたりすることもあると思います。
車高を下げること自体は問題ないのですがその時にフロントとリアの車高が適切な値になっているかが重要なのですよね。
スポーツライディングに興味がなくても適切なハンドリングでバイクに乗れた方がより楽しいと思います。
もし一般の方がこの記事を読んで興味を持ったならば是非そういったことも意識してみると新しいバイクの楽しみが増えると思います。