仕事か続かない人か多いらしい・・・
ここ3年くらいの間に「最近の新人は続かない」という言葉をよく耳にするようになりました。
この傾向はおそらく音響業界だけではないと思います。これはいったいどういう事なのでしょうか?
せっかく夢と希望をもって仕事に就いたはずなのに続かなくて辞めてしまうなんて・・・もったいないと思います。
経営者の人と話ををすると最近の新人は続かないので、学歴とか優秀な人よりも長く続く人材が欲しいという話しを聞くことが多くなってきました。
コネや縁故関係で入社した人はその義理や関わり合いから安易に辞めることができずに続く人が多いそうです。
この現実を知る前はコネや縁故関係の入社のメリットがよくわからなかったのですが、経営側としてはコネや縁故入社の人は長く続く保険付きのようなものなのかも知れませんね。
どんな仕事でも長く続けられる場合と続かない場合が有るとは思います。
仕事を選ぶときに描いていたイメージが実際に仕事に就いてみると違っていたという話しはよく聞きます。
ほんの15年くらい前では携帯電話もインターネットも普及していませんでしたから事前に仕事の情報を集めたりイメージを掴むことは難しかったです。
ですから事前に情報を集めたりイメージなどを持たずに仕事に就いていたように思います。
最近では情報を集め仕事のイメージを持って就職先を選んでいるようですが、これが逆に仇となってしまっているようにも思えます。
仕事のイメージはそこに関わる人によって大きく変化します。同じ業種の仕事でも関わっている人によって大きく違うわけです。
仕事にせよ社会生活にせよ自分の居場所のようなものが確保されないと居心地が悪いものです。
人生はそんな居心地の良い居場所を捜す旅のようなものなのかも知れません。
仕事のイメージはそこに関わる人によって作られているので実際に仕事に就いてみないと分からないということなんですね。
仕事に付いて事前に調べて知ることができるのはほんの氷山の一角のようなものなのです。業種について情報を集めるときはそこにどんな人達が関わっているのかといった情報も集めると少しはたしになるかも知れませんね。
仕事が続かない理由は他にも沢山あるのでしょうけれども・・・3年くらい続けてみてタメだったら仕方ありませんね(笑)。